[記録]ヘイト街宣@浦和―「在日特権」デマ(2016年5月8日)

2016年5月8日(日)、浦和駅東口で行われたヘイトスピーチの記録(一部)です。

タイトル:第2回 埼玉県時局演説会
主催:牢人新聞社、外国人犯罪対策本部
場所:浦和駅東口

※有門大輔と荒井泉の両氏(以下敬称略)は、6月5日(日)の川崎でのヘイトスピーチ・デモにも参加をしています。

[参考]
【閲覧注意】 2016年6月5日(日)、 川崎ヘイトデモのプラカード
https://antiracismproject.wordpress.com/2016/06/12/0605/

[記録]ヘイト街宣@浦和ー差別デマとウソ(2016年4月10日)
https://antiracismproject.wordpress.com/2016/05/08/0410/

◆渡邊昇

「我々がこういう風に言うことが差別だと言うんです。」

→得意の藁人形論法です。「こういう風」とは何か、誰の発言かをぼかし広げているので反論になっていません。ただの捨て台詞です。

「道路使用許可取ってないんだよね。しかもJRの土地を使おうとしている訳じゃないですか」

→デマその1。道路使用許可はいらないし、JRの土地でもありません。

「私は浦和で10年以上、喋ってますけど差別と言われた事はないよ。最近だよ。」

→場所を浦和、対象を自分個人に限定したトリック。浦和以外では差別、ヘイトスピーチを繰り返し行ってきているし、話者の渡邊昇氏以外の人たちは、浦和でもヘイトスピーチを繰り返し行っています。

「彼らはこうしていると北朝鮮や韓国から手控えが貰えて、いい思いができるからとこんな事やってると言っても過言ではない。」

→デマその2。何も貰っていないし、いい思いもしていないが、その無根拠な発言をした責任は取るのだろうか。

◆有門大輔

「悪い事をする外国人、日本に対して仇をなす、日本に害をなす外国人には出て行ってもらおう」

「日本に害をなす、日本を侵略しようとする国、敵国と言っても過言でないような国とは国交を断絶しようと言っているに過ぎません」

「私たちが問題にしているのは、新たに入ってきた外国人が犯罪を犯してくる」「新たな外国人が続々入ってきて日本で犯罪を犯す」「日本であまり好ましくない事をする」

「在日朝鮮人とかオールドカマーにも言える事なんですけれども、日本に来た外国人が、日本国内で左翼と呼ばれる人たち、極左過激派と結託して好ましくない事をする」

「(韓国とのサッカーの試合でのトラブルをあげ)こんな朝鮮人と共生できますか、おじさん」「こんな連中と共存も共生もできない」

「日韓国交断絶」

◆男性

[プラカード] 「移民 難民 犯罪多発 日本人絶滅」「日韓国交断絶」

 「アメリカ合州国という移民国家があります。ここは昔は先住民であるインディアンが住んでたわけです。文化も生活習慣も違う白人が入植してどうなりましたか。先住民であるインディアンは滅びてしまったんです。滅ぼされたんです。契約を400近く結んだそうです。それを一方的に破ったのは白人側だったそうです。」「インディアン、ウソつかない。ところが白人はウソをつくんです。」
「オーストラリアはアボリジニの平和な世界でした。ここへ自ら移民がやってきてですね。アボリジニはつい最近まで行われていたんですね。オーストラリアから、アボリジニがほとんど滅びてしまいました。アボリジニは滅びてしまったんです。」

 「移民ほど危険なものはないんです。その国に貢献しようとはしません。移民だけがよい生活をしようと、そうするだけです。日本人のためを思ってくれません。移民国家は必ず失敗するんです。共存はできません。」

→色々と問題のある発言や表現が出てきていますが、ネイティブ・アメリカン(インディアン)も、アボリジナル(アボリジニ)も滅んでいません。

そしてまず何よりも、日本の先住民族であるアイヌ民族の事を考える必要があります。

アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議案(第一六九回国会、決議第一号)
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/ketsugian/g16913001.htm

「我が国が近代化する過程において、多数のアイヌの人々が、法的には等しく国民でありながらも差別され、貧窮を余儀なくされたという歴史的事実を、私たちは厳粛に受け止めなければならない。」

「 一 政府は、「先住民族の権利に関する国際連合宣言」を踏まえ、アイヌの人々を日本列島北部周辺、とりわけ北海道に先住し、独自の言語、宗教や文化の独自性を有する先住民族として認めること。 二 政府は、「先住民族の権利に関する国際連合宣言」が採択されたことを機に、同宣言における関連条項を参照しつつ、高いレベルで有識者の意見を聞きながら、これまでのアイヌ政策をさらに推進し、総合的な施策の確立に取り組むこと。 」

◆荒井泉

「韓国人、在日朝鮮人の事をおかしいんじゃないか、在日外国人の朝鮮人の特権があるんじゃないかって言うと、あそこのプラカード持ったおじさんたちが、差別だ差別だ言うけど」
「なんで朝鮮人だけ、韓国人だけ、親子代々ずーっと日本にいられるの。韓国人のままで。」
「それを在日朝鮮人特権と言うんですよ。」

「特別永住資格」を「特権」というウソ -「在日特権」というデマ
https://antiracismproject.wordpress.com/dema-sp/

【閲覧注意】
クローズアップ現代 ヘイトスピーチを問う ~戦後70年 いま何が~ 2015年1月13日(火)放送
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3598_all.html

『団体が特権だと主張している特別永住権について、法務省は歴史的経緯などを考慮して、認められた在留資格で、特権ではないとしています。
また生活保護の優遇について、厚生労働省は、国籍を問わず、同じ判断基準で支給をするかどうか決めていて、優遇の事実はないとしています。』

『在特会の言う「在日特権」あるの? 記者がお答えします』 朝日新聞 2014年11月18日
http://www.asahi.com/articles/ASGCF7JC1GCFPTIL02M.html

“法務省入国管理局の担当者に聞くと、「特権とは思っていません」”
“「特権」ではなく、「歴史的な経緯と日本での定着性を踏まえた配慮」”
“厚生労働省保護課の担当者は「生活保護の制度上、国籍で受給を判断することはありません」と否定”

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